湛山寺は1930年代に建てられ中山公園の東、森林公園の隣に位置します。
30年代当時、青島を訪れた国民党南京政府や仏学家たちが青島では仏教を振興するため、資金を集めて湛山の南麓に建設しました。
1932年から1944年までに、三経殿、大雄宝殿、天王殿、山門等の主要な建物が完成しました。1940年には青島湛山仏教学校が開校し、多くの優れた人材を輩出しています。
お寺自体はそれほど大きくはありません。古いお寺ではないので「歴史」を感じにくいかもしれませんね。薬師塔などもあってお寺としてのそれなりの雰囲気はあります。太平山と湛山の麓の美しい自然に囲まれていて、隣は森林公園なので、市街地にあっても静かなところです。
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