概况 この地区には八つの道路があり八大関と名付けられていますが、現在は、山海関路、寧宇関路、居庸関路、臨准関路、嘉峪関路、函谷関路、紫荊関路、武勝関路、正陽関、韻関の十関路が東西に七条、南北に三条交差し、八大関を形成しています。
中国の有名な別荘地として、保養地として、西洋伝統建築の地区として、そしてさまざまな花が咲き乱れる地区として有名な場所です。ここにはロシア、ドイツ、イタリア、イギリス、フランス、アメリカ、日本、スペイン、ギリシアなど約24ヶ国の建築風格が存在しています。
八大関にある別荘住宅は300棟余り、ほとんど2-3階建てで、平均建築面積は500平米です。どの建物からも海の景色が見えます。
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花石楼 建築面積753.7㎡。別荘地、保養地、西洋建築の地区として有名な八大関の東側に位置するドイツ風建築物のひとつがこの花石楼。広い庭には美しい花が植えられ、新婚カップルを多く見かけます。内装で使われているステンドグラスは、日光に反射してとても美しい! また、ベランダに出ると眼下に青島有数のビーチや赤い屋根の住宅地を一望することができます。入場料は1人5元。
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元帅楼 建築面積929.53㎡。山海関路17号にある、1940年に建てられた二階建ての日本式建築様式の洋館。中国の十大元帥のなかで、徐向前、罗荣桓、彭德怀、刘伯承、贺龙、叶剑英、の6名の元帥が宿泊したことがあるため、『元帅楼(元帥楼)』と呼ばれている。
建物の前には美しい庭園がある。庭園は大きくはないが、人工の小さな山や湖もあり、緑の木々が木陰を作っている。建物内には3部屋のスイートルームがあり、そのなかの一つには樹齢千年といわれる桜の木がある
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公主楼 建築面積721.98㎡。公主楼はデンマーク式の建築様式で、居庸関路16号にある。この小さな建物は緑色で、先の尖った塔と斜めの屋根が覆う母屋、南側には四角い形のバルコニーもある。30年代、デンマークの駐青島総領事は、デンマークの王女が避暑のため青島に来たときの住居として、この建物を設計、建造した。実際にはデンマークの王女は来なかったが、公主楼(王女楼)の名は広がった。
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